【悲報】美大出身の漫画家、素人の編集者にデッサンの勉強をしろと言われて嘆く
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一昨日、某社の編集者が私に求めていたことは、丁寧な聞き取りの結果、その会社の作品によくある感じで細い線で髪の毛サラサラに描いて欲しいってことだと解釈できた。
ところが、向こうは「絵が下手に見えます。デッサンの練習とかして欲しいんですよ~」とか言ってくるわけですよ…— 若里実 (@wakasatominori) 2018年2月16日
こっちとしては「一応美大出てるから美術用語としてのデッサン力なら普通より私は高い方…多分あなたが言ってるのはデッサンという名前のあなた独自の謎概念なのでは」というアタリをつけて、聞き取りを行わなきゃならない。
相手の言ってる字面の通り受け取って石膏像描いても、絶対違うわけです— 若里実 (@wakasatominori) 2018年2月16日
で、絵描きなら誰もが認めるデッサン力の鬼A先生と、特に画力は高いわけではないけど繊細な絵作りに定評のあるB先生だと、B先生の方が良いと相手がいうのを聞いて
「真意は繊細な絵が欲しいんだな」
と汲み取るわけです…
相手は美術の専門家じゃないから仕方ないけど、難しいよね…— 若里実 (@wakasatominori) 2018年2月16日
で、絵描きなら誰もが認めるデッサン力の鬼A先生と、特に画力は高いわけではないけど繊細な絵作りに定評のあるB先生だと、B先生の方が良いと相手がいうのを聞いて
「真意は繊細な絵が欲しいんだな」
と汲み取るわけです…
相手は美術の専門家じゃないから仕方ないけど、難しいよね…— 若里実 (@wakasatominori) 2018年2月16日
「編集者無能過ぎる」「ストレスすごい」と同情を頂いてるんですけど、美大やデザイナー職の就活や仕事などで散々ダメ出しされてメンタルが鍛えられてる方の私でさえ不愉快なので、打合せのリスケの経緯からしても普通の若者なら折れちゃいますよ…心ない言葉は気にしなくて良い、そう伝えたい。
— 若里実 (@wakasatominori) 2018年2月17日